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イギリスの空港で7時間拘束され解放されたら政府公認のゲイになっていた話


-イギリスの空港で7時間拘束された私が教えるイギリス入国の注意点とオススメ観光スポット-

 

歴史と伝統、モダンさとノスタルジー、あらゆる人種と文化が交錯する街、ロンドン。今も昔もこの街は人々を魅了してやまない。

 

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ビッグベン

 

 

こんにちは。

molemonです。。7年ほど前ですがロンドンに1年ほど留学をしておりました。

TOEICは300点台、大学の必修英語を2年連続で落とすほどの絶望的状態からスタートし、マックでハンバーガーも頼めない状態からなんとか1人旅ができるくらいにまでなりました。

 

ロンドンはとても美しく素晴らしい街であります。一方でイギリスという国は入国審査が非常に厳しい事で有名です。

留学後ロンドンに旅行に行った際、空港で7時間拘束された挙句イギリス公認のゲイにまでなった私個人の体験談を交えながら入国の際の注意点を皆様にお伝えしていきたいと思います。

 

 

  1. イギリス入国の基本事項

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イギリスは非常に入国審査の厳しい国ではありますが、観光目的であれば通常は6ヵ月以内の滞在についてビザは不要になります。

しかしイミグレーションではパスポートの残り期間とは別に

 

・何をしに来たのか

・どこに泊まるのか

・そこの住所

・観光はどこにいつ行くのか

・いつ帰るのか

・帰りの便はいつどこ向けへか

 

などの質問のほか、貯金の残高や友人いる場合友人の詳細まで聞かれることもあります。

なぜここまで厳しいかというと、やはり様々人種の移民が多い為

・不法滞在

不法就労

偽装結婚

といった問題が多発しているためだからなんです。

余談ですが筆者の友人にもある日いきなり不法就労で国外追放になった友人がいます。

 

2. 入国拒否をされる人の特徴

遡ること2015年のある日、私は香港経由でロンドンへと向かっていました。

 

およそ20時間以上をかけ、ヒースローに空港に朝5時に到着した私は留学以来のロンドンに胸を躍らせつつ、

 

 

「昔留学もしていたんだし入国くらい余裕だろう」

 

 

 

と自身満々の表情でイミグレーションへと向かっていきました。

 

「旅行は何も決めずに行く方が面白い」と信じていた私は、当然のごとく帰りのフライトと滞在先は予約していませんでした。

 

さらに半年ほど伸ばしたヒゲにスウェット、長時間のフライトでボロボロの状態だった私は審査官からの質問のいくつか答えました。

 

-今回の入国の目的はなんですか。

 

 

「観光です。ちなみに昔留学で住んでました(ドヤア)」

 

 

-帰りのフライトはいつですか。

 

 

「まだ予約していません」

 

-滞在先はどこですか。

 

 

「友人の家ですが住所は分かりません」

 

 

こんなやりとりを続けたところ何やら様子がおかしい。

 

本来1対1で行うはずの質疑になぜか数人集まってヒソヒソ話しており、やたらと時間がかかっています。

そしてその数分後、審査官は驚くべき事を口にします

 

 

 

 

 

「あなたを強制帰国させます。帰りの飛行機代はご自分で負担なさってください。それまで別室で待機していて下さい。」

 

 

 

 

 

「くぁwせdrftgyふじこlp」←マジでこんな感じでした

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落ち着け...素数を数えて落ち着く、、いやお膣くんだ...

 

 

突然の事に頭が真っ白になった私ですが、財布やケータイ、その他荷物を全て預け(没収され)、指紋と顔写真を取られたのち別室に拘束されることになります。

 

なぜこんな事になってしまったのでしょうか?

 

後から調べたところ、近年日本人でもイギリスに入国拒否されるケースは多々あるようで

以下のような特徴があるそうです。

・もじゃもじゃのヒゲ

・ボロボロの服装

・ボサボサの髪の毛

・サンダル、ビーサンなど

・帰りのフライトを予約していない

 ・泊まる場所を決めていない(もしくは友人の家)

 ・不自然に長い滞在

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワシの事やないかい!!!

 

 

 

 

 

ほぼ全部自分に当てはまっていました。

当時はテロが多く警戒態勢であったのかもしれませんが、それを差し引いても

 

「そりゃ拘束されるわな」

 

と納得せざるを得ない外見であったと反省しています。

 

3. 入国拒否をされないために。

それでは入国拒否をされない為に私はどのようのにするべきだったのでしょうか?

 

当たり前の事ですが、2の入国拒否される人の特徴の逆を行けば良いわけですね。

 

今回の私の失敗には3つのポイントがあります。

 

1. 身なりをきちんと整える

やはり入国審査官も人間であり、審査の際には1対1となるため、第1印象の良さが欠かせません。

私のようにヒゲを伸ばしっぱなしにし、ボロボロのいかにもバックパッカーといった服装はあまり良い印象を与えません。従って

 

・ヒゲをきっちりと整える

・サンダルや半パンなどのラフな格好を控える

 

といった事が大事になります。

 

2. 帰りのフライトとホテルを予約する。

 

 

考えれば当たり前の話ではありますが、帰りのフライトを予約していないと

 

「こいつイギリスに不法滞在して働いてお金を稼ごうとしているんじゃないか?」

 

といった印象を与えかなり怪しまれます。

私はイギリスの次にどこへ行くかがまだ未定であった為、また友人の家に泊まるつもりであったため、出国のフライトやホテルを予約していませんでした。

帰りの便を予約し、そのe-チケットなどを見せる事ができればかなり信憑性が高まります。

これは裏技ですがもし私のように次へ行く国が決まっていない場合、とりあえずキャンセル可能なフライトチケットを予約だけしておき、審査官にチケットを見せるだけでも印象は変わります。

その際はしっかりフライトの便名やホテルの名前、住所などもメモをして取っておくとスムーズです。

 

3. 目的をしっかりと話す。

入国の際何をしにきたのか必ず聞かれます。

 

観光(travel, sightseeing)だけでは十分でなく、どこへ行こうとしているのか。

 

例えばビッグベンを見てクリスマスマーケットをみてからオックスフォードストリートでショッピングがしたいなど、具体的な旅のプランを話すことで審査官に信用してもらえます。

 

その後

 

その後私はどうなったのかと言うと、

7時間の拘束の後、審査官に質問攻めに遭いました。

なぜフライトを予約してないのか、どこに泊まるのか、観光はどこへ行くのか、貯金はいくらあるのかなどなど。

 

空港のATMまで連れてかれて銀行の残高を見せるように言われました。

 

泊まる友人の番号を教えろと言われ、番号は知らなかったのですがfacebookに番号が書いてあった為それを教えたところ、数十分後に審査官に

 

 

「You are so lucky」

 

 

と言われ、解放されました。Shut a fuck upと思いましたがとにかく解放されました。

時刻は昼を過ぎていました。

 

その後友人(男)に会い、話を聞くとなんとイミグレーションから直接電話が来て

 

 

「君たちはゲイカップルなのか?」

 

 

と質問されたそう。

何が起きてるのかなんとなく理解した友人は

 

 

「そうだ

 

 

 

「そいつは俺のボーイフレンドだ、うちに泊まるから解放してやれ」

 

 

と告げ、私は無事に解放されたのでした。

 

 

つまり、私はこの瞬間から

 

 

 

 

イギリス政府公認のゲイカップル

 

 

 

 

として入国を許されたのでした。

 

今後私のような被害者を出さない為にも皆様におかれましてはぜひ上記の内容に気をつけて、素敵な時間をお過ごし下さい。

 

4.イギリスのおすすめ観光スポット

とはいえ初めて行くからどこに行けばいいかわからないよ!というあなたのために、筆者よりおすすめの観光スポットをちょこっと教えます!

 

 

バラマーケットからテムス川沿いを歩いてセントポール大聖堂へウォーキング

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毎週木〜土曜にロンドンブリッジにて開かれるロンドンの美食市場バラマーケット。そこで世界の料理に舌鼓を打ちながら美しいテムス川沿いをふらりと散歩。

 

そのままミレニアムブリッジを渡りセントポール大聖堂へ。

美しいロンドンの街並み、美食を存分に楽しめます。

 

 

2. テンプル駅よりフェリーに乗ってグリニッジ天文台へクルージング

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ロンドン中心部テンプル駅よりかの有名なグリニッジ天文台近くまでフェリーがでています。

 

30分ほどテムス川クルージングを楽しんだ後は天文台近くのグリーンマーケットで腹ごしらえ。その後はグリニッジ天文台で記念撮影!ただ電車で行くのとは一味違った旅が楽しめます。

 

最後に私が留学に先生から教わったロンドンの極意をお教えします。

 

 

「行きたいところへ今すぐ行きなさい。ロンドンで晴れの日を待っていたら一生そこへ行くことはできないよ」

 

 

 

 

それでは!

 

#ロンドン #ゲイ #旅行